生コーヒー豆を自分で焙煎

僕は昔あまりコーヒーが得意でなかったのだが、オーストラリアで飲んだカプチーノがあまりにも美味しくて、そこから広がって、普通にコーヒーを楽しめるようになった。

研修で一年間お世話になった、発明家の藤村先生は、自家焙煎ツールも開発している。そして、それは市販もされている。

コーヒー豆を入れてシャカシャカとフリフリする。そのうちコーヒー豆がはじける音がして、良い匂いがしてくる。

自分でゴリゴリと粉にして、自分でお湯を注いでいただく。このお湯の注ぎ方でも全然味が違うのだ。不思議。

一杯のコーヒーを入れるのに、煎ることからやると、それなりに時間がかかる。でも、それは贅沢な時間をかけるべき時間なのだ。

現代は便利で、できるだけ時間も手間もショートカットしようとする。そして、数をこなそうとする。でも、数をこなすのが人生の目的なんだっけ?

どういうことが自分の心に喜びをもたらすんだろう。そういうことに時間と手間をしっかりかける。それが本当は人生そのものなんじゃないのかなと思ったりもする。本当のアドベンチャーはそういう心の動きの中にあるんじゃないかな。

コーヒーのはじける音と、漂ってくる素敵な香りにうっとりしながら、そんなことを思う。