野菜畑仕事

畑の設計の具現化

畑の設計の具現化

作付け計画というものがある。どんな野菜をどれくらい、どこに作るかということだ。建物を建てることにたとえるなら、設計図面といったところかな。
でも、図面だけじゃ建物は立たない。実際に測量したりして、どこに何を設置するかを計って、実際に物理的にものを動かしていく必要がある。
畑でも、まずはトラクターで更地にして、畝(うね)を決めて、種を播いたり、苗を植える場所を作っていく必要がある。

畝を立てる場合と、トラクターできれいにした真っ平らな畑に直接種をまく場合がある。どちらを選ぶかは耕作者のやり方や、そこの土による。

紐をまっすぐに引いてそれに沿って、種まき播き機を走らせる。間隔でまっすぐ進もうとしても中々真っ直ぐにはいかないんだよな。長い期間使う畑なので、えーいとやってしまう僕も紐を使ってまっすぐにする。気持ちがいい。

今年は畝たてもやってみた。その場合は耕運機で畝を立てるのだけど(手でやってもいいがかなりキツイことになるだろう)、紐に沿って耕運機を走らせても上手くいかない。耕運機の躯体が当ってしまって、紐がブレてしまって上手くいかないのだ。

そこで、考えてた。耕運機に決まった長さの棒をつけて、となりの畝との距離を一定にすれば、いいのではないか。そうすれば、始めの畝がまっすぐならば、同じ距離を走るのだから、そのとなりの畝もまっすぐになる。やってみたら大成功!

畝を立てると、水はけが良くなるし、大雨のときに水没しない。ちょっとの段差だけど、太陽光の当る面積が増えるから地温も上がりやすい。こういう少しの差が大きな違いを生むんだよね。

生き物のお世話は正解はない。そのときにできる自分の精一杯を適切な配分でやることが正解といえば正解。あまり手をかけすぎても、他の作業ができなくなったら全体として成り立たなくなるし。全体のバランスが大切なのかな。

昔から色々なところでいわれている、中道を行くということか。何かを際立たせるために、ところどころ敢えて尖がったことをやるのはいいと思う。でも、それは全体をまとめるためのことと認識できることじゃないとね。そうすれば、バランスと尖がったところが矛盾なくできるね。

それができれば、極端と中道を両方駆使できる、緩急のある楽しいアドベンチャーライフが送れるな。

 

夏野菜の片付け

夏野菜の片付け

 

写真はカボチャの畑である。夏の盛りまでは空中カボチャが優雅に揺れていたのだが、度重なる大雨とカボチャの重量で骨組みが倒壊。というか、地面がゆるくなり、支柱が折れるというか倒れた。スポーンって。

まぁ、そういうのは別にしても、育った野菜たちも収穫シーズンを終えたら枯れて、それを次の作物のために撤去しなきゃならない。これを意外と初心者農業者は忘れるのである。収穫したら終わりだと思っておる。、、、はい、僕のことです。これが意外と大変な作業なのである。

まず、撤去した茎とかそういうのをどこに置くかも決めないといけない。けっこうな量だからね。育ちまくっているから重量もカサも結構あるよね。

これもみんなでやりたい作業である。今回はカボチャの支柱もその下にある。そうそう支柱の片付けもバカにならない作業である。準備と片付け、段取り、そういうのが大切なのは何事もいっしょなのかもしれない。もちろん円滑なアドベンチャー生活にも。

にんじんの間引き 1

にんじんの間引き 1

 

ニンジンはセリ科の植物である。セリ科の種は沢山まいて間引きするのがいいそうだ。セリ科なので競りなんだという洒落もある。生育当初は沢山いる方が育ちがいいそうである。

なので、間引きという、多い苗を差し引く作業が不可欠になってくる。間引きをしないと、どれも小さいままで農作物としては駄目なものしかできない。

で、大切なのがタネをまく量と間引き作業のバランスである。種が多ければ間引き作業は大変。種が少なければ、種が全部発芽するわけではないので、十分な量を収穫できるかどうかのリスクが上がる。うーん、と悩むことになるのである。

しかし、今回は金子君、タネの芽出しという工程をやり過ぎたために、蒔く前からタネから根が出てしまう事態に。そして、それは簡単に適正な間隔で適量でタネを蒔いてくれる播種機の穴に種が入れないことを意味し、それはタネを手で蒔かねばならないことを意味し、それは機械よりも種が多くまかれることを意味し、さらには間引き作業が非常に大変なことを意味するのである。自分から普通の作業を恐ろしいアドベンチャーを作ってしまったのだった。

まぁ、あんだけ根っこが出た状態で蒔いて発芽するかどうかさえも不安だったのだが、出てくれただけ良しとしよう。

農業は当初の工程の小さな失敗が後々にボディブローのように効いてくるのである。というわけで、広い自然中で、自分と対話しながら無心に間引きしてくれる人募集です。今年は気合入れて一杯作付けしちゃったからね!沢山ある!

ケールの定植

ケールの定植。

あの青汁で有名なケールですが、いまはサラダとかでも美味しく頂けるケールが多くあります。
レタスとかは、ドレッシングかけると、ペショペショになっちゃったりするんですが、カーリーケールという種類のやつはクルクルとフリルが効いていて、つぶれないので、サラダのボリュームには大変いいです。

今年の雨のおかげで、ケールの定植もアドベンチャーでした。

1畝(うねと読む。そして畑における苗植えのベット一列のことである)に、2列の植え方でつまり2条植えでいこうと思っていた。でも、大雨のおかげで変更が沢山あった。

耕すタイミングが計れず、湿ったままの畑をトラクターがけしたばかりに、土がごろごろになってしまったのでした。ゴロゴロではニンジンの種が播けず、予備のためにニンジン仕様の畝をつくりまくったわけです。そのおかげでケールの畝の幅もニンジン仕様。通路が狭すぎる、、、。

そして、ケールは2列ではなく、1列植えに変更。まぁ、こうやって書いてしまえば、簡単な話なのですが、作付け計画、つまりは畑の使い方って本当に考えるのが必要なんです。最低の単位が半年とか一年とかだからですね。ケールの定植場所も脳内でかなりアドベンチャーでした。

そして、下記の防虫ネットの写真のように遅くまで作業。リアルにアドベンチャー。まだ終わらないのであすもアドベンチャーは続く。