種まき後の豪雨

種まき後の豪雨

台風の季節は冬野菜の種まきであったり、苗の定植の時期であったりもする。

肥料を畑に入れて、耕運し、畑の準備を行い。満を持して種を播く。

耕運したことにより、畑の土はふかふかである。

「おお、良い土だなぁ」と思いながら、種まき機をころがす。
気分はルンルンである。

あと、もう少しで、播き終わるかなというときに、暗雲立ち込めていた空がさらに暗くなり、にわかに風が強くなる。

天気予報をみると、少しの時間雨が降る予定だったのだ。
種を播いて、いい具合に地面が湿って、いいぞいいぞという感じであったのだ。

案の定降り始めた。
よしよし。

すると瞬く間に雨脚は強まり、もう、豪雨、ごおおおおううううう!

一瞬にして畑は川。
いやマジで。

僕は軽トラの中から川をみていました。畑じゃないっす。あれは川です。

ふかふかにした地面は面白いように流れ。
種を播いた溝は川の本流となっています。

さて、次の日は思いっきり晴れていました。
畑に来て見ると、写真のようにヒビわれ。
地面はガチガチ。

つまり、畑の土の空気は雨に叩きつけられて押し出され、
陶芸のために練った土のようになってしまったわけです。
もちろん、種は芽吹けません。
若干出たものがあっても、生育はだめでしょう。
ある程度育ってからであれば、なんとかなりますが、
種まき直後の超ふかふかの10分後にやられたら、もうアウチです。

やれやれ、ルンルン気分で播いた種は全て、播きなおし。
おっと、その前に、トラクターで耕運しなおし。
自然の力、やべー。

教訓、
雨雲レーダーは見てから種まきをしよう。
畑の畝は立てよう。種まき溝が川にならないように。(まぁ今回のようなケースは無駄だったと思うけど)

いや、マジでアドベンチャーな豪雨だったなぁ。
ゲリラ豪雨が年々やばくなっている気がする。
小学生のころ、大雨だとなんか学校休みかなとドキドキしたような気持ちを思い出しつつ、現実の災害は甘くないという苦い心もありつつ。そんな畑事件の日でした。

種まき機

種まき機

種まき機というものがある。友人の一人が「これを発明した人にノーベル賞を贈るべきだと思う、まじで」と言っていた。

種まきという行為は、人が行うと、
・種を播く溝をつくる
・種を播く
・覆土をする
・土を鎮圧する
という4工程が必要になってくる。
つまり、畑のその場所を4往復は少なくともしなければ、ならない。

しかし、この機械はその全てを一往復で終わらせてしまうのだ。
僕も農業をやるまでしらなかった。楽屋にくるお客様で農業体験する方もほとんどしらない。
手動だし、見た目は子供のおもちゃのように見える、しかし、すごいのだ。

家庭菜園規模で必要かどうかは意見が分かれるところだろう。外見とは裏腹に値段も高い。でも、機能性は折り紙つきだ。

こういうものを作ってしまう人間の探究心に脱帽してしまう。そうやって文明は進化していったんだろうなと思う。

知的アドベンチャーだ。種まき機を使うときに、いつもこういうものを作った人間の情熱に感動しつつ使っている。自分もそうありたい。知的探究心と実行。

夕ごはん

夕ごはん

楽屋の夕ご飯は、基本は

季節の野菜スパイスカレー&酵素玄米ご飯
季節の野菜のスープ
あるもので副菜

である。

カレーは野菜を圧力鍋で柔らかくして、ブリッツァーでペーストにする。そして、スパイスで味付け。ご要望でお肉を入れたり、ベジタリアンにしたり。
驚くほどの量の野菜を簡単に食べることができる。季節の野菜を簡単に体内に取り込める。
ルーは使わないので、油分もそんなにない。コクをつけるために自分で入れてもいいし調整が効く。スパイスでカレーの風味のコントロールも自分でする。
酵素玄米も身体を整えてくれる。

季節の野菜スープも野菜のポタージュ的なものだ。カボチャやビーツのポタージュは滋味あふれるし身体が温まる。夏の胡瓜の冷性スープは暑さでうだった身体を冷まして整えてくれる。

副菜はあるもので。サラダにしたり、酢の物にしたり、素材から考えてお料理にする。

季節にあった旬のものを身体にいれることの幸せ。農的暮らしをしていると、季節の移り変わりで自分の身体が変わっていくのがわかる。犬の毛が生え変わるように、人間の体内もかなりの変化があるのだ。
その変化のときには、やはり季節にあったものが良いのだと思う。身体は食べ物からできているのだから。単純なだけど。
身体の中のアドベンチャー。

朝ごはん

朝ごはん

とある日の、楽屋の朝ごはん。
お客様がいらしたときの朝ごはん。

基本的に、金子が育てたLOVE LIFE FARMの生産物のごはん。
調味料とかは買ったりもしている。できるだけオーガニックだけど、細かいことは言わない。原理主義ではなく、できる範囲で生き抜くことが大切だと思っている。

イセヒカリと自分で育てた小豆の、酵素玄米ご飯
自分で麹からやった米と、自家栽培の青山在来大豆の味噌を使った味噌汁

そして、季節の野菜の蒸し物や、和え物や、酢の物や、お浸しや、
保存食の梅干やピクルスなど。
味付けはシンプル、塩とかがほとんど、野菜の味がわかる。

ほとんど、自給産物。

シンプルだけど、本当に身体に優しいごはんだと思う。
自分で作ったお米や味噌で生きていくことって、地に足がついた
ありがたいことなんだなって思う。

そして、それが実際に可能であることを証明したい。
そういうスタイルを現代社会でもできるような仕組みをつくりたい。
そういう想いを込めた朝ごはん。

みんながそうできるようにサポートしたい、
それが楽屋のアドベンチャー。
ちょっとずつ、現実化していく。

アロマタロットカード

アロマタロットカード

僕が農家になったきっかけはハーブである。ハーブに興味をもったきっかけはアロマセラピィである。アロマが好きな理由は、もう感覚としか言いようがない。

オーストラリア在住のときに、アロマのショートクラスを受けて、そこでこのアロマタロットカードを購入した。

ふむ。僕はけっこう理屈っぽい。ちゃんとしたいからだ。自分の頭で誠実に考えるべきところは考えたいからだ。思考を放棄することは美しくない。

しかし、思考に囚われることも、あまり良くないということが経験的にわかってくる。「常識とは今までに積み上げてきた偏見のコレクションである」と言った人がいるが、まさに我々の思考は、とても個人的に触れてきた情報の総体に過ぎないのだ。

そういうときに、タロットカードとか、一見自分の意思など全く関係ないものをやってみる。それは自然現象のように受け入れるしかない。それをどう捉えるかということが焦点になってくる。自分の意思は関係なく出てきたカードなのだから。

それは新しい角度の見方や、もしかしたら、、、という自分の思考の枠外のものを持ち込んでくれる。そして、このアロマカードが発するメッセージはみんな優しい。安心してできる。

本当かどうか、信じるかどうか、ということではなく、「世界を自分がどうとらえるか」ということを認識し楽しめることができる。

優しい、心の中のアドベンチャーツール。

生コーヒー豆を自分で焙煎

生コーヒー豆を自分で焙煎

僕は昔あまりコーヒーが得意でなかったのだが、オーストラリアで飲んだカプチーノがあまりにも美味しくて、そこから広がって、普通にコーヒーを楽しめるようになった。

研修で一年間お世話になった、発明家の藤村先生は、自家焙煎ツールも開発している。そして、それは市販もされている。

コーヒー豆を入れてシャカシャカとフリフリする。そのうちコーヒー豆がはじける音がして、良い匂いがしてくる。

自分でゴリゴリと粉にして、自分でお湯を注いでいただく。このお湯の注ぎ方でも全然味が違うのだ。不思議。

一杯のコーヒーを入れるのに、煎ることからやると、それなりに時間がかかる。でも、それは贅沢な時間をかけるべき時間なのだ。

現代は便利で、できるだけ時間も手間もショートカットしようとする。そして、数をこなそうとする。でも、数をこなすのが人生の目的なんだっけ?

どういうことが自分の心に喜びをもたらすんだろう。そういうことに時間と手間をしっかりかける。それが本当は人生そのものなんじゃないのかなと思ったりもする。本当のアドベンチャーはそういう心の動きの中にあるんじゃないかな。

コーヒーのはじける音と、漂ってくる素敵な香りにうっとりしながら、そんなことを思う。

癒される仕事合宿

癒される仕事合宿

オーストラリア時代の友人のが楽屋に来てくれました。彼女はITエンジニアさんです。普段はフリーランスで東京でお仕事をされています。

いつもは東京の喧騒の中でお仕事をされているのですが、「集中して仕事をしたい」とのことで、楽屋で独り仕事合宿を行うことに。

鳥のさえずりや、虫の声が聞こえる楽屋での作業は進んだ様子で、とても喜んでいただけました。東京から1時間少しという距離も来やすくていいと言っていました。こういう使い方も確かに喜んでもらる一つのサービスだよなと思いました。

お食事も、僕の農場の無農薬・無化学肥料のものを食べて、休憩時間にアロマタロットカードをやったり、オーストラリア時代の話に花を咲かせたり、生コーヒー豆を自分で焙煎して飲んだり。個人事業主としての会計の相談に乗ったり(金子実は会計事務所にも少しいました・笑)。

僕は自分の作業をすすめつつ、ときおりハーブティー出したりと。

仕事終了後は地元の美肌の湯に行ったりと。なかなか楽しんで頂けたようです。今回はかなり集中してお仕事されていたので、時間が無かったですが、これに加えて畑作業とかもやると、さらに面白いだろうなと思います。

仕事の進みと、心身のリトリートを望む方は是非、楽屋仕事合宿もいいですよ~。

農家民宿 楽屋の駐車場

楽屋の駐車場

楽屋を移転するときに物件を見に来たときは、お隣はけっこう草ボーボーだった。
イノシシが遊びに来て土をぐちゃぐちゃにアドベンチャー的に遊んだ後があるような。

農家民宿で地域の活性化の一助になりたい、と今までやってきたことや
これからやりたいことを話したら、そのお隣を駐車場として貸して頂ける事になった。
情熱をもっと話すと、それに応えてくれる人はいる。本当にありがたい。

草を刈って、綺麗にした。
穴がある。。。これも少しずつ埋めよう
綺麗にしても、草はまた生えてくる。それも綺麗にしよう。
そういうサイクルが生活というものなのかもしれない。
そういうサイクルを自分で維持できる範囲が自分の適性範囲なのかもしれない。

思ったよりも広い駐車場。綺麗になって嬉しい。
ハーブの苗がまだ手元にある。
ローズマリーやタイムを植えてみようかな。

rakuyaの滝

rakuyaの滝

楽屋の前には小さな小さな川が流れています。

中山間地であるので、チョロチョロ、もしくは普段は水が無かったりもします。
それが雨になると山の水が集まり、流れとなります。

水を貯めるダムではなく、土砂の流出を防ぐためのダムというか壁が楽屋のすぐ隣にあります。もう、自分ちの壁みたいな感じの近さです。
そして、そこから雨が降ったときに水が流れるのです。

飲めるような水ではないですが、水の流れを見たり、音を聴いているとなんだか落ち着いた気分になります。

水の側でボーっとするのもいいもんです。
アドベンチャーも何も忘れて。

全国農業新聞2019.09.13

2019.09.13の全国農業新聞に掲載して頂いた。

移転してからの初の全国メディア掲載ですな。ありがたいことです。

広告宣伝よりも、農業とかDIYばかりしてしまう、あたくしですが、
やっぱり皆に知ってもらうことは大切。
良いものを形作って、それを知ってもらう。

取材して頂いたときは、夏真っ盛り。
再開業の申請、保健所さんや消防さんとの話し合いしていたなぁ。
農繁期と再開業作業が重なって、なんか大変を通り越して成るようにやるしかないという感じだった。良い思い出ですな。

開業して終わりではなく、これから本当のアドベンチャー
頑張ります。